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暴力行為根絶に向けて

暴力行為根絶に向けて

武蔵境駅暴行事件について
 
計画的かつ卑劣な犯行
2010年1月10日4時20分ごろ、中央線武蔵境駅南口改札付近のパンフレット整理をしていたところ、グリーンスタッフ社員(入社1年目28歳)が「具合の悪い人がいる」と呼び出され確認に向かったところ、改札脇に男がうずくまっていた。声をかけようとしたところ申告をしてきた男性が背後からネームプレートを覗き込み「違う、○○ではない。まあ、いいか」と言って、いきなり背後から棒のようなもので後頭部を殴り、あごに膝蹴りをくわえてきました。グリーンスタッフ社員は記憶が薄れていく中、無線機で応援を要請しました。医師の診断では「頸椎捻挫・頸椎打撲」であり、後5㎝ずれていたら命がなかったとまで言われる重傷を負いました。まさに計画的で卑劣な犯行が行われたのです。
事件後、懸命にリハビリをおこない順調に回復に向かっていましたが、3月下旬より状態が急変し再診をしたところ、首にある椎間板の数か所にダメージがあることが判明し「頸椎捻挫・左半身不随」との診断でした。椎間板のダメージの影響か、左手は握ったまま開くことができず、左腕・左足の力も入らず「左半身不随」の状態になってしまいました。
 
暴行事件を許さないたたかい
地本は武蔵境分会(以下、分会)より事件発生を知らされ事態を重視し翌日、分会とともに調査を行い、「安全な営業職場を確立する」申し入れを会社に提出し、数度にわたる交渉によってガードマンの配置等の安全対策を行なうことを労使で確認しました。
さらに青年部を中心とした若い組合員が、武蔵境駅街頭で今回の事件を市民に広めるビラ配布行動を展開し、自らの言葉で事件を広め、暴力を許さないというメッセージを伝えていくなど、安全で安心して働ける職場環境をつくるためにはどうすれば良いかを自らが考え展開してきました。
同時に被害に遭った組合員はグリーンスタッフという契約社員であり、契約社員ゆえの問題が顕在化してきました。休業中は無給、当初は4月には復帰できると考えていましたが事態が急変、左半身不随という診断を受けてから長期療養が必要であり、生活費など深刻な問題に直面したのです。労災(労働災害)の認定から補償給付までの間の生活補償のための給付金の立替払いの制度の適用と業務災害等補償規程の適用を求め実現させてきました。同時に「業務災害であり安心して治療に専念できるよう当該者の正社員への採用と賃金補償」を現在も求めています。今回の事件は、契約社員がいかに不安定な状況に置かれているかを浮き彫りにした、とも言えます。また、一人勤務体制の見直しを図ることは当面の課題であり、暴力事件に対して『告訴』という毅然とした対応を図っていくことが事件の抑止力に繋がっていくと考えています。契約社員の正社員制度化実現と暴力のない安心して利用できる駅づくりに向けてこれからも労働組合としてたたかいを創り出していきます。
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